四季の和菓子

日本は春夏秋冬の四季の区別がはっきりしていますから、伝統の和菓子もその四季の区別に従って発達してきました。古くは、和菓子に食材として四季の果実を使っていたものですから、秋には秋の食材を、春には春の食材を使ってお菓子が作られていました。今もその伝統は続いていて、四季ごとに食べられる和菓子の種類も違っているのは当然といえば当然のことでしょう。たとえば、秋になれば様々な果実が旬の季節を迎えますが、その中でも代表的な秋の味覚は栗ということになるでしょう。当然、栗を原料とした様々な和菓子が生み出されていて、栗まんじゅうなどはその代表格です。
以前に私は、栗蒸しようかんというものを、食べたことがありますが、まんじゅうとは違った味覚が楽しめたものでした。他には、春になって様々な花が咲くことから、その花びらを使った花びら餅というものも味わい深いものがありました。桜その他の花びらにも、それぞれの味わいがあることを教えてもらいました。
また、このように食材を四季によって変える以外にも、夏にはくずきりを楽しむなど、食べる和菓子そのものを四季に合わせるというものもあります。暑い夏には、涼しさたっぷりの和菓子を食べるのが楽しいことだと言えます。その点で、冬はおいしい食材に乏しくとも、まんじゅうなどを温めて食べればおいしくいただけますので、和菓子は四季に合わせた食べ方ができます。日本の四季と伝統的な和菓子は深い関係があると思います。
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